週刊少年サンデー8号のこと
■松江名俊「史上最強の弟子ケンイチ」
兼一が勝たなければいけない理由があるのと
同じように武田にも勝たなければいけない理由がある。
毎度毎度いい勝負を見せてくれる。
■若木民喜「神のみぞ知るセカイ」
こちらも毎度毎度魅力的なヒロインが出てくる。
心の隙間を埋めるのは恋愛に限らない、という話が
ちょっと前に出てきたような気がするが。
この場合、桂馬がちゃんと更生されてしまえば
いいんじゃないかと思うんだけどまともになってしまっては
話が成り立たなくなる。
■橋口たかし「最上の命医」
変に利用されてしまうのもあまり気持ちのいいことじゃないな。
■畑健二郎「ハヤテのごとく!」
ラスベガス編、なかなかいいオチだった。
伊澄の登場から電話までの間抜けな流れが楽しい。
伊澄はやっぱりわざわざ追ってきたわけじゃなくてただ単に
迷子の果てに偶然やってきただけか。
特殊な才能だ。
今回一番ドキッとするところはハヤテそっくりなナギの親父さん。
あまり深い意味はないかもしれないけど。
■新井隆広「ダレン・シャン」
さすが人気のある原作だなぁ、と。
ただ綺麗なだけじゃない、うねるような物語の流れが素晴らしい。
■桜井亜都「アーティストアクロ」
ラブでコメなとぼけた雰囲気は面白いと思う。
■藤田和日郎「月光条例」
おむすびころりん+藤田和日郎の組み合わせは
こんなになっちゃうんだ。
想像を超えているのにいかにもらしくて笑っちゃうぜ。