ボカロ関連

■久しぶりのボーカロイド関連話。
一応、このへんの続きだよ。
話として続いてるわけじゃないけど。
http://d.hatena.ne.jp/XYZ-D/20090118


■今回はボーカロイドではなく、その周りの
事象に注目してみよう。
とか書いておきながら、あ、そこまで大げさな
ことでもねーや、と思い直した。
まぁまずはこれを聴いてみてみて。
いい曲だから。


■メインボーカルはボーカロイドじゃない。
重音テトというキャラの成り立ちから
音源となってるUTAUというフリーソフトのことまで
説明すると長くなるからWikiでも読むと正しい
知識を得られることでしょう。
http://ja.wikipedia.org/wiki/UTAU


■大ざっぱな粗説明をすると。
VOCALOIDエンジンは何やら複雑な処理をして
音声を合成して出力をするらしいけど。
UTAUは比較的単純に音声を継ぎ接ぎして
歌声を作り出すもの、らしい。


■やっぱり、聴いてみるとVOCALOIDよりも
さらにロボっぽさが色濃い。
いかにもな不自然な合成音声という感じ
フリーソフトにしては驚異的なのかもしれないけど)。
だからといってそれがこの曲の良さを
貶める根拠にはならない。
この曲の持つ耳に心地いい音は
そんじょそこらで聴けるもんじゃない。
バックコーラスを務めるVOCALOID勢の
ハーモニーも美しい。


■乱暴にまとめると。
VOCALOIDに比べると作りものっぽい
UTAU音声の曲だけどいいものはいいんだよ、という。
これはVOCALOIDとUTAUの対比なんだけど。
人間とVOCALOIDとの対比で考えても
そう間違ってはいない気がする。


■もう一曲紹介。
同じ作り手の曲。
こっちもいい曲。