週刊少年サンデー21・22号のこと。
■高橋留美子「境界のRINNE」
いかにもな高橋留美子ノリがいいね。
「まずいな悪霊化した」「これが」というやりとりとか。
吹っ飛ばされた時のいつものポーズとか。
■畑健二郎「ハヤテのごとく!」
ギルバートの情けなさは笑える。
これだけ可笑しければ出てきた甲斐があるってもんだ。
ヒナギクのラブコメ展開はどうなるかと思ってたけど、
今回の話でオチは見えた気がする。
■松江名俊「史上最強の弟子ケンイチ」
櫛灘千影の師匠はなかなか凶悪な力を持っているな。
馬師匠が後れをとるとは。
激しい戦いの後なんだから消耗してるんだろうけど。
■クリスタルな洋介「オニデレ」
うーわ、上手いなぁ。
雨のバス停。
ベタなシチュエーション。
それを自覚的に語らせながら。
静かに隣の人を思う。
ここ、いいシーンだ。
■藤田和日郎「月光条例」
この評論の話は本当のことなんだろうか。
おとぎばなしは読み手をけっして裏切らない。
評論家なのに詩人だなぁ。
■西森博之「お茶にごす」
ロマンチック極まる展開だなぁ。