アバター

ジェームズ・キャメロン監督作、アバター
見たったので感想を書こう。
こういう映画の感想を書くときに念頭に
置かなければいけないのが、ネタバレについてだ。
これから書こうとしているのは、核心に触れるものではない、
と僕は思う。
でも、こういうのは程度問題であって。
ほんの僅かでも情報はシャットアウトしたい人は
以下は読まない方がよいでしょう。


■個人的に、今回アバターについては
本当に情報を仕入れないまま見に行ったので。
けっこう驚いたことがあった。
うお、シガニー・ウィーバー出てるじゃん、とか。
そのくらいのレベルで。
それにしてもこの人はSF異星探険ものに欠かせないよな。
とか思ってしまうんだけどサンプルがエイリアン2しか
ないからいまいち説得力がない気がする。
でも思わず納得しちゃうのも事実。
監督一緒だし。


■通常版と3D版、それと吹き替えor字幕の選択式。
それなら全部で4種類の公開形式か?と思いきや。
でも吹き替えの通常版はなかったみたい。
全国的にそうなのか、それともこの映画館だけなのか。
選択したのは、吹き替え3D版。
たぶん、一番映画に集中できるのはこれだろうな、と。
料金的にはプラス300円也。


■3Dがこの映画の一つの売りらしい。
入り口で渡された3Dメガネをかけての鑑賞。
昔の雑誌付録に付いていたような赤青フィルムではなくて、
薄い緑青っぽい色合いだけど。
原理的にはたぶん昔の付録と一緒だよね。
最近他でもこういう3D版が流行ってるみたいだけど。
映画館ならではっていう差別化の一環だろうか。


■3D映像は、感覚的にはなかなか面白い。
情報量の多さに目が疲れるが。
気になるのは、映像の彩度。
サングラスしてるようなものだから、メガネを通してみると
当然多少鮮やかさが落ちる。
作り手側、映画を見せる側としてはメガネを通した彩度が
見せたい映像、正解なんだろうか。
3D版の映像を作る際に、メガネによる彩度の減少を
計算しているのか。
そこが気になる。
個人的な感想としては、ギラギラしてなくて
丁度いいとは思ったけど。


■CG技術ここに極まれり。
たぶんこの映画は世界最高に近いレベルのCGだろうとは
思うんだけど。
とうとうここまで来たか、って感じ。
特にすごいな、と思うのは自然表現。
メカとか人工物とかがCGでリアルに作られるのは当然として。
森、岩、植物、動物。
それに主役とも言える青い異星人。
このへんはすごいね。
上手いこと実写も混ぜてるだろうとは思うんだけど。
なぜこの映像がCGであると分かるか、というと。
現実にはあり得ないから、というくらいしか理由がない。
ちょっと大げさか?