めもめも

■マンガの単行本は、基本的に1巻より
2巻のほうが売れることはない。
というような話を聞いたことがある。
売れる数としては、巻を重ねるごとに下がっていくもの、らしい。
最初の読者数から、段々と脱落していく人が出てくるということなんだろう。
それをリセットする方法として、「新」なり「2」なり
くっつける等してタイトルを変えてまた新しく1巻から始めるやり方があるらしい。
内容はともかくそうすればリセットされるそうな。
そういえばたまにそういうのも見かける気がするんだけど。
それは余談。


■段々と読者が減っていく、というところに話は戻って。
これは別にマンガに限った話ではないんだろうと思う。
続き物は基本的にこの法則に従うしかないのではないか。


■うだうだと書いてきたけど。
以上のことをいつ考えたのかといえば、ハルヒの映画を観たときのことだ。
劇場版・涼宮ハルヒの消失を観たのはいつのことだったか。
映画館まで観に行った覚えがある。
クオリティの高い、いい映画だったと思う。
原作でも屈指の面白いところだし。
でも、映画を観て思った。
このいい映画をどれだけの人が本当に楽しめるんだろう。


■原作ファンにとっては待望の映像化だったわけで、
当然原作を読んでいる人で。
アニメ一期を観て、二期のあのエンドレスエイト
悪ふざけを乗り越えて見続けて。
そして、わざわざ映画館まで観に行く人。
このいい映画が、それだけのフィルターを乗り越えた
人にしか届かないとしたら、勿体ない話だ。
と、その時に思ったんだけど、これがずっと頭の中に残って
消えないので書き残しておきましょう。
という久しぶりな更新の日記でした。