サヨナラノツバサ

■進化したライブは、PVと見分けがつかないのかもしれないな。
と、マクロスフロンティアの映画を観て思った。
とは言ってもマクロスFの映画でやってることは
ライブでありPVでもあり、ライブではないしPVではない。
マクロスプラスで見たものから進化しているなぁ、と。


■というわけでマクロスF劇場版「サヨナラノツバサ」を観てきた。
実は前作「イツワリノウタヒメ」は観てないんだけど。
地元で映画をやってなかったか、或いは公開してるのを気付かなかったか。
そのへんが原因で観てない。
でも今回は気付いたので観た。
全国公開からはちょっとタイミングずれてるけど。
しばらく忙しくて映画館に行ってないから楽しみだなぁと思いながら。


■あ、ネタバレなしで感想を書くのは難しいかなぁと思うので
これから観る予定のある人はこれから先読まない方が吉。
でも決定的なネタバレは書かないつもりなので、
致命傷にはならないんじゃないかなぁ、と。


■面白かった、と思う。
マクロスシリーズの一つの到達点と言っても
過言ではないのではないか。
まずは鳥肌ポイントとして、ライブシーンと戦闘シーンを挙げておく。
マクロス名物ではあるんだけど、分かってはいてもぶわっと来るね。
この2つを代表として、映画全体として派手でゴージャス。
映画だからこれくらいやんないとね、とばかりに。
ストーリーも無闇に派手で極端な方向に振っている。


■ラストの展開は、人によって評価が別れるだろうなぁ。
なんでああぼかしてしまったんだろう。
いや、アルトの意思は明確に示されていたから、
そこはテレビ版と違っていていいと思うんだけど。
まだ続きを作るつもりなのかなぁ。
んー。
個人的にはハッピーエンドを信じて疑わないので。
ぼかされても結論を描いてなくても
どうせハッピーエンドに至るだろうと思うので。
あんまりあのぼかしは意味ないと思う。


マクロスプラスを観てるような濃いファン向けの
ファンサービスは、これまた鳥肌が来てしまった。
ぞくっときた。
とってつけたようなおまけだけど、嬉しいなぁ。


■あと、これ重要なことだと思うんだけど。
この映画、ものすごくバカバカしい部分もある。
びっくりするくらいバカバカしい。
ニヤニヤしちゃうくらい。
アクエリオン以降の河森正治の真骨頂、か。
まぁ、歌を届けるんだ、ってのもそもそもバカバカしいけどさ。


■とりあえず劇場版のサントラアルバムは買おう。
ついでにシュタインズゲートのOPテーマも注文しよう。
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