ぽーにょぽーにょぽにょ

コクリコ坂から
を盆の間に観てしまったので感想かくかく。
いわゆる映画感想ぽにょ!
ぽにょって語尾にこんな言葉つけてたっけ。
まぁそんなことはどうでもいいのです。


■いい映画だった。
存外にいい映画だった。
ゲドは原作に思い入れがある程度あるせいもあって
結局観てないんだよね。
今回は宮崎吾朗監督2作目の映画。


■何がよかったかと言うと。
古き良き昭和ノスタルジーなところ。
ヒロインが元気よく歩くところ。
文化会系の文化会系による文化会系のための映画なところ。
水沼。


■昭和の雰囲気と、ジブリ記号の相性がいい。
舞台になってる街とか、重要な設備であるカルチェラタンとか。
是非とも行ってみたいな、と思わせる。
魅力的な背景世界だ。


■ヒロインが元気なのはジブリアニメではお約束なんだけど。
一つ気になったのは、いや悪い意味で気になったわけじゃなく。
女性が一歩引いてるんだよね。
表舞台は男の役割。
女は影から支える役割。
そういう時代なんだなー、と思う。


■文化会系については、自分がそうだからってところが大きい。
映画のテーマの一つである、老朽化した文化会系サークル棟、
カルチェラタン
雑多な雰囲気がもうたまらんね。
けっして似ているわけではないんだけど、
僕も大学時代に入り浸ってたから。
文化会系サークル棟には思い入れがある。
あと、ブラスバンドといえば、恐らく普通の人は
完成された演奏を思い浮かべるんだろうけど。
個人的には、練習中の未完成でバラバラな音の方が
イメージが強い。
高校時代、美術室での部活動中いつも聴いていたから。
映画でもほんのちょっとそういう場面があって。
ふと思い出してしまった。


■あと水沼。
僕のtwitterの一部TL上では妙に人気があるんだよね。
確かに格好いい。
こういう奴が将来どうなるのか楽しみだ。
大人になって、小さくまとまって欲しくない。
この映画に描かれてない活躍も見てみたい。
頭脳の水沼、行動の風間。
いいコンビなんだろうなー。