色々映画観たよ
■最近(といってもここ一年くらいレベルの)観た映画感想ー。
どんどんぱふぱふー。
■009 Re:Cyborg。
2回観た。
アニメスタイルの監督インタビューを
読んでから観たらまた面白かった。
まあ小難しいお話ではあるけど。
観た後にスカッとするようなものでもないけれど。
登場キャラがそれぞれに色男に美人で格好いい。
宮野真守は、今ヒーローをやらせたら当代随一だよな、と思った。
■シュガーラッシュ
メインストーリーではないけど、
レトロゲームへの愛が溢れている点は
良かった。
ディズニー映画は久しぶりにみた気がする。
ハッピーハッピー。
■花咲くいろは
真っ直ぐに前を向いて走る人たちを描いた映画。
気持ちのいい青春映画だった。
情熱を持て余した方々の足掻き、もがきをきれいにまとめている。
■変態仮面
熱量のある映画だった。
今の世に変態仮面を映像化しようなんて
よっぽどの熱意がないとやれない。
というか普通に考えたら正気を疑うよね。
大人たち(精神は子ども)が作った真剣にふざけた感じ。
大阪梅田の映画館で観たんだけど。
土地柄のおかげか、面白いシーンでは劇場内が笑いに包まれるんだよね。
■天使の分け前
タイトルは素敵。
その由来も素敵。
映像も悪くない。
ただ、どうしても引っ掛かる点がある。
ネタバレになるからその点は書かないけど。
そこが許せるか許せないか。
たぶん観た人は皆「えー?」ってなってるんじゃないかなー。
■シュタインズゲート・負荷領域のデジャヴ
良くできたファンアイテムだった。
以上。
と切り捨てるのは勿体ない気もするが。
実際のところファンじゃないと楽しめないのは間違いないだろうし。
ファンだったら十分楽しめるものに仕上がっていた。
もっとこの世界が続けばいいのにね、とか。
思っちゃうね。
■相棒劇場版X-DAY
ファンアイテムと言ってしまえばこれなんかその最たるものだろう。
熱心な伊丹刑事ファン大喜びな内容。
田中圭はレギュラー放送でちょくちょくと映画の宣伝のためか出てたけど。
映画観た後にゲスト出演してたエピソードを見返したらまた違って見えるんだろうね。
ところでサイバー犯罪対策課の人々はiPadをわざとらしく使っているんだけど。
スーツの内ポケットに入れるのは邪魔だろう。
■二郎は鮨の夢を見る
寿司職人のドキュメンタリー。
とりあえず、観た後にお寿司を食べたくなる映画。
でもお高い。
でも、一度くらいはああいうお高いお寿司も食べてみたい
そんなお年頃。
■中学生円山
変な映画だった。
宮藤官九郎の悪ふざけのセンスは好きだ。
撮影中、楽しかっただろうなぁ、と思わせるところが良い。
こいいう役者の人の雰囲気を利用した映画って、よくあるよね。
強いリスペクトを感じる。
■探偵はBARにいる2
前作が公開されたとき、面白そうだから観よう、
と思ってたけど結局観ることは叶わず。
いきなり2作目から観てみたり。
面白そうだなぁ、とは思ってたけど、予想以上には面白かった。
これも役者の雰囲気を利用した映画ではあるよね。
主人公はもちろんとして。
松田龍平の終始テンションの低い感じが面白い。
佐藤かよがゲイバーの店員ってそれはありなのか。
■言の葉の庭
新海誠作品。
この人は相変わらず背景も含めた映像、画面全体を使って
感情をぞわぞわさせるのがうまいね。
時間も短くて、気楽に観られるのもいい、と思った。
シンプルだし。
うん、いい映画でした。
■ビル・カニンガム&ニューヨーク
ストリートファッション・フォトグラファーと言うのかな。
ニューヨークの街角や社交界、ショーなんかで写真を撮って
記事を書くビル・カニンガムという人のドキュメンタリー映画。
映画館の予告編で観て、面白そうだったから観たんだけど。
これが予想以上のニコニコ動画だった。
ニコ動とは全く関係ないんだけど。
観ていて自然とニコニコしたくなる動画っていう点において最上の作品だこれ。
この人は、本当に楽しそうに笑うし語るし仕事をする。
一歩間違えれば不審者もしくは変質者。
本当に特別な人、なんだろうな。
わかりやすい言葉にしてしまえば、筋金入りのファッションオタク。
その表現だと、微妙に表現力が足りていないと思うんだけどそこは僕の力不足だ。
この人みたいに、爺さんになってもカメラを抱えて
自転車で街中を走っていられたら面白いだろうな。
手の届かない憧れだなぁ、これは。
いわゆるファッションには個人的にはあまり興味はないんだけど、
この映画に出てくるファッションには、人をニコニコさせる力がある。
アートが入ってるからかなー。
虚像ではない本物なんだよなー。
2回見に行った。
オススメだ。
■はじまりのみち
原恵一監督作品。
ワンカットの持つ力を感じさせる映像作り。
意味のある脚本と演出。
地道に作られた映画だと思った。
テーマが古い日本映画だからか、妙に観客の平均年齢が高かったのが印象的。
■攻殻機動隊ARISE border:1
最寄りの映画館ではやってなかったんだけど、電車で20分くらいの
映画館でやってたのでどうせなら映画館で!と。
いかにも攻殻らしいギミックや演出、自然と集まってくる9課の仲間たちがいい感じ。
続編として時間軸を巻き戻して初期の話を、というのはちょっとしたトレンドだよね。
いやもう古いか。
■真夏の方程式
前作容疑者Xの献身が面白かったので。
あれは忘れられない映画ですよ。
テレビドラマでやってるのは何故だか一度も観たことないんだけど。
前作の何が良かったかって、堤真一が良かっただろうが!と意味もなく
逆ギレ風味なのは本当に何の意味もなく。
あれ、日記で前作の感想を書いた覚えがあるのに、検索しても見つからない。
あれあれ?
何故?
まあいいや。
今回何が良かったかって、前田吟すげーな、と。
思ったわけですね。
■銀魂完結編
正しいアニメ・エンターテイメントの形がここにある、
と言ってもいいんじゃないかと。
銀魂は、アニメ化に恵まれたね。
原作の自由度の高さもまた凄いんだけど。
■シャニダールの花
まず、タイトルが格好いい。
そしてメインの俳優たちもすごくいい。
美男美女ってわけじゃないんだけど、
すごく雰囲気のある演技をする人たちを集めてる。
内容もスリリングでアバンギャルド。
センスオブワンダーなところもある。
SFという売り方はしてないみたいだけど、
ある意味SFだよねこれ。
細かいところで言えば、花カバーのあの硬質な質感がいい。
見た目と音だけで回す手触りまで伝わってくるような。
■風立ちぬ
1回観て、あ、これもう1回観ないとわからないな、と思ってもう1回観た。
既にいろんな感想がTwitter上でも出回ってるけど。
クリエイターズムービーだなぁ、と思った。
作り手のための映画。
ラストが納得いかないといえばいかないんだけど。
ラストが一番好きかもしれないなー。
話題の声については、確かに下手だ。
役者じゃないんだから演技できてるわけがない。
でも、この声が監督の中での最適解だったわけで。
最も正しい声なんだと思う。